ジャマイカにラスタファライズムと呼ばれる文化的思想や生活様式が現れたのは、1930年にラス・タファライ・マコーネン、のちのハイレセラシエ「王の王、神の神、ユダ氏族の獅子王」がエチオピアにて111代皇帝として即位戴冠したあとであった。 1920年当時、ジャマイカのセントアン教区出身のマーカスガーベイは、「アフリカを見よ。 白人の手によって汚れた別世界に強制的に連行されて苦しむ我々をあながう黒人王が現れる日が近い。 黒人は、黒人の王位が即位したアフリカに目を向けるべきなのだ。」と予言していた。 実際にアフリカ解放の王としてエチオピアの皇帝に即位した人物が、聖書にも記されているソロモン王とシバの女王の末裔、ハイレ・セラシエ国王であったため、ガーベイの予言は合致し、現実に目にしたのは、セラシエ王への信仰を抱き、精霊的、文化的な前代訓示の発想、聖書にあるヘブライ行者の祈願が強く黒人たちに浸透していった姿である。
即位前の敬称がラス・タファライであったことから宗教的運動の名前になった。 したがって、ラスタファライアンの活動構成は、「王の王」ハイレ・セラシエ皇帝の御名により形づくられ、神セラシエ皇帝への認容は、世界中に広がる真のラスタファライアンの絆であるとともに、白人社会でも「人類発祥はアフリカである」と叫ばれ、白人ラスタファライアンの信奉者も広まっている。
予言された現人神ハイレセラシエ皇帝を讃えるラスタファライアンの叫びを伝えることは、ジャマイカ史を語るより深く不可解である。 1962年8月6日ジャマイカは独立国となったが、ラスタファライアンは、「我々は未だ白人の鎖に繋がれたバビロンの飼い犬。 真の独立は成されていない。」と訴える。
ハイレセラシエ皇帝のジャマイカ訪問は1966年であった。 その後、ラスタを象徴するため、音楽という形の最前線でメッセージを、ラスタファライアニズムを世界に知らしめた代表的人物は歌手のボブ・マーリーであった。 ラスタファライアンとして、JAH(神)の与えてくれた天性の力を最大に生かすために世に出た戦士とも言われる。
MESSAGE TO JAPAN From RASTAFARA-I Greeting, People of Japan, I&I(我ら)はラスタファライアンの持つ無比の躍動に皆様に目を向けてもらえるよう、多くの人々がジャマイカを訪れる事を心から歓迎します。 ラスタの躍動は、ジャマイカ文化を富ませ、我々の生活体に示し、世界中の共同体を精神的や肉体的に教化する事にあります。 我々は常に精神的問題に対し、コンサルテーションを行い、それは、大衆の黒人が我々の根源、自己を含める黒人の歴史、文化に対する明確な知識を持ち、精神向上するための頭脳に働きかける歯車です。 これらは、レゲエ音楽イベントや、芸術工芸会、黒人文化紹介などの形で、大衆の目前で活躍をみせています。 我々の内にある何にも負けないメッセージやリズム、カルチャー表現や食生活の全ては、貴方の未知への創造力を魅了することでしょう。 ジャマイカに出会い、ラスタファライアンを識る。 それはジャマイカの旅の中で、ひとつの確かな違いを見出し、きっと忘れえぬ経験となるでしょう。 アイシャタファラ・プロダクトは、祖国アフリカとラスタファライアンを結ぶ美術工芸品、黒人類の書物販売を専門に取り扱い、ラスタの放つ光を通じて大衆が真の黒人文化や自己尊厳に目覚めることを経営モットーにしています。 我々の自然植物製品、書籍、黒人ヒーローたちの録音テープ、アフリカン衣類などは、多くの大衆に影響を与え、「学びたい人々」へと受け継がれています。また、国民英雄マーカス・ガーベイ生誕祭やジャマイカ各地の文化イベントにも随時参加しております。 タファラI&Iの事業体に棲む真の大気、アフリカ大陸、ラスタバイブレーションを我々と共に感じてください。 Hail i, Bless and love Jah Rastafar-I. |
ラスタファライアン生活様式は、個々変化に富み異なっているが、大多数のI&Iはひとつのコードで結ばれている。
ガンジャ合法化を叫び続けるラスタファライアン。
ラスタ生活の中で、全民族の精神を癒す役目に強い重要性を持った自然の恵み。 刈り入れから用いるまでの植物生態。 全薬草には病を治す薬効のある産物が多く、生活に深く浸透し効力のあるもの。
我々の活動本分は、全世界最大限のスケールでアフリカに対しての賠償を履行することが第一祈願である。 それは、我々共同体の健全な道において「母なる祖国」アフリカの発展に貢献できるものと信じる。 常に襲いかかる政的管制などを、キングセラシエの神力・御霊を媒体とする真のラスタ文化を通じて打ち勝つ最後の精神的強襲を吹きかけ、現世を革命化することが願いである。
ラスタファライ・ライフ体験
真のラスタファライアン土着村を訪ねて、ラスタ色のクラフト手作り、薬草や菜食生活、ラスタ言語、アフリカンドラム、JAHラスタファライの教えを学んでみませんか?
IREI - I & BLESSING
美世子 WALCOTT
email : miyokojj345@gmail.com
モンテゴベイ語学留学プログラムにご参加いただきました多くのゲスト、生徒さんたちにはお馴染みのナディーン。 より多くの皆様に、ラスタ文化に溶け込みながらナイスジャマイカンとの交流を広げるために、JAMROCKの家ファミリー、ナディーンの紹介と彼女の多彩なプロファイルとメッセージを捧げます。(現在カナダ在住)
日本の皆様、グリーティングス! 私ナディーン・メントールのこと、経歴などを少しお話しします。 私は生まれも育ちもカナダだけど、母がジャマイカンで親類がたくさんいる関係で、物心ついた頃からジャマイカ(モンテゴベイ)に里帰り。 英語が母国語でない人々に英語を教える国際的に承認されたGLOBAL TESOL COLLEGEの資格者で、教師トレーニング課程で学んだこと - 市民権、指導権、報道コミュニケーション、カナダ空軍人が荒野で生き抜く手段など - を活かすためにモンテゴベイ語学学校で教鞭をとっています。 教えること以外にもたくさんのことをし、私自身楽しみます。 看護は8年の経験を持ち、打ち解けやすい性格を活かして、広い範囲の人々と楽しんで働きました。 趣味もたくさんあり、ピアノは14年レッスンを受け、トランペットは2年。 クラッシックボイストレーニングでは歌う技術、呼吸法の知識を得、スパニッシュダンスも習得しました。 カナダで所有するサウンド”ローンエンプレス”プロダクションでは、私自身がDJ&セレクターを務めプロモート。 カナダ各地を周り、バースディ、ウェディング、ナイトクラブ、学校などのイベントでプレイし、ジャマイカのコンシャス系ステージショーでは、幾度かソロステージ(アカペラ)をつとめました。 また、多くのラスタファライアン同様、私は独創的でオリジナルティの高い手作り製品のアーティスト。 特に手編みが得意で帽子、キャップ、かばん、ベルト、帯からテディベアまで何でも編んじゃいます。 他にはまくらめ、ビーズ工芸のアクセサリー、ラスタバッジも作ります。 ラスタの生きる源アイタルフードを中心に、お料理、パンやお菓子作り、ダンス、大好きな海でのスイミング。 友好的で人への理解が深い私は、世界の多くの人たちと知り合うことが大好きです。 これを読んでくださっている貴方にも、ジャマイカで、日本で、どこかで早くお会いしたいです。 Bless and Love ! Nadine Mentore |