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ジャマイカ周遊移動案内

モンテゴベイを基点に自力で動く方法

路線タクシー・長距離バス編

各教区の中心地ダウンタウンにあるバスパークや町なかの停留所からいろんな方面に利用できる便利な庶民の足!

車種はトヨタ系車種が一般的。赤いナンバープレート(白プレートもあるが違法タクシー)。長距離バスも中古トヨタハイエースバンかコースターバスが走っている。

低所得者の足、安いだけが魅力。 車内では最新レゲエの低音がズンズン響き、窓ガラスを揺さぶる中を疲れた人々は眠ったり歌ったり。 でもジャマイカ流の「無言のやり方」ってものを把握しないと観光客には乗りこなせない庶民の移動手段・・・ 誰も頼りにできないよ・・・

  • 路線ルートタクシーに乗りたいときは、町なかにある各方面乗り場スタンドの場所を把握する。そこが発着地点。
  • 長距離バスはトランスポートターミナルから利用する。
  • 道端で拾う場合は、手を差し出してヒラヒラさせるか、行く方向を指して乗車したい意思を伝え、必ず自分の行きたい場所(例:ダウンタウン、ALBIONなど)を事前に伝える。
  • 運賃(フェア)支払いはジャマイカドル。
  • 路線タクシーは運転手に、バスはコンダクターに払う。
  • $100札や$50札で支払うとお釣りのトラブルやごまかしが発生せず賢明。 大金(千ドル札)やアメリカドルを出すと観光客に間違われてお釣りをごまかされたり、ぼったくられる。 人を見て隙あらばぼったくるという行為は恥ずかしいと説くならば、鼻でせせら笑う国民がほとんど、お金にコマカイ人種。
  • 支払いのときに財布を出したりすると財布ごとヤラれるかもよ。
  • $200なら「2ビル」、$400は「4ビル」って表現する。 車内に料金メーターなるものはなく、距離相場は大まかにあるが、行き先までの相場を事前に把握しておくこと。 お釣り(チェンジ)はしっかりもらうこと。 その際、先に支払いはせず、目的地到着後お釣りと交換で渡すこと。
  • 数人のグループでチャーターする時は、多少でも値切ることが肝心で、ドライバーさんの気分を良くして仲良くなることも必要です。
  • バスパークには、東西南北各行き先ボードが立っている。
  • バスパークを仕事場なわばりとする荒くれおっさんたちが、各売り場に乗客を案内してくれる。 日本人には、ミス・チンとかカムヤー!(カム・ヒヤー、こっちへ来い)と荒っぽく声を掛けてくるが良い人が多い。
  • 行き先を告げて案内してもらってもチップは要らない。 (おっさんたちは運転手からチップをもらっているから)
  • 荷物は基本、ひざの上か座席下に置かないともう一人分の席料=追加運賃を取られる。
  • 時刻表や案内表示は無いから、車内がいっぱいになればレッツゴー!定員20人ならば28人は積む。
  • 発車まで熱い車内で1、2時間待ちはザラ、一旦走り出したら、体調悪くても、トイレに行きたくても、こちらが叫ばないと休憩停車してくれない。 途中下車する場合は、早い時点でドライバーかコンダクターに降りたい地点を伝えておかないと、停まらす走り続けられてしまいます。
  • 平日のモンテゴベイーキングストンバスなら朝03:00頃から乗客が集まる。夜、乗客がいない道端停車中の車や知らない車やタクシーには絶対乗らないこと。 レイプや強盗も多発していますが、乗った者も悪いんです。
  • 平和感覚の日本人、安さに危険が伴うのは覚悟の上! 英語が話せてもパトワ語が理解できないと観光客にみられてかえってトラブルの素。 現地を完全把握してからの利用がベスト! でないと、乗り物に行き着くまでにガンガンお金をたかられて結局損して高くつく。
  • ジャマイカ周遊、庶民の路線手段を利用して自力で安く動き周りたい方は、サムソナイトのような固いスーツケースや車輪付きのでっかいケースを持ってこない事。 常に自分の膝の上か座席下に置けるくらいのカバンか、バックパックにしないと、ドライバーやコンダクターに嫌がられて高い料金盗られるだけ! それなら最初からタクシーチャーターしたほうがよっぽどNICE&EASY TRIP!

モンテゴベイバスパーク、ダウンタウン周辺からの基本運賃

2019年1月現在 US$1=JAM$120

  • モンテゴベイ市内基本運賃(例:ボトムロード、トップロード、空港 $100
  • ディスカバリーベイ ・ ラナウェイベイ $350
  • オーチョリオス $550。
  • ホープウェル、ルーシー(ネグリルへの乗り換え地点) $250から。
  • サバナラマー $250。
  • キングストン直行 $950(高速料含む)

上記は基本料金。 運賃はガソリン値上げ、道路条件、時間帯、国内経済事情などで急に値上げされることもあります。

各地ダウンタウン中心地発着運行タクシーは、交通取締り時間帯07:30AMー09:30AM中が台数が減るので、交通局パークからご利用ください。

  • 交通取締りでタクシー車が即時レッカー没収されることが多々あります。 これはタクシードライバー(赤プレート、白プレートも合せて95%といわれている)が必要書類を所持していないためですが、ささっと車両を乗り換えましょう。
  • 時刻表が無いから、いつ出発できるか誰にもわからない。
  • 乗客が集まってぎゅーぎゅー詰めになった席間の板渡しに座り、長時間お尻が痛くても我慢するーすぐ出発できるほうか、あまり乗客のいないバスで早めに良い席を確保するがいつ出発できるかわからないのをじっと待つか、それは貴方の選択!
  • 平日でさえ、客集めに1、2時間待たされる路線では、日曜・祝日はもっと少ないため軽く3時間は待たされた私の暑くてつらい経験でした。
  • 運賃は毎年値上がりするので、最新情報をキャッチして旅行計画を立てましょう。 私がジャマイカに来た頃1990年は、タクシーも少なく、市内運賃はJ$1で、ダラータクシーと呼ばれていました。 運転手もダラダラしていました。

キングストン-モンテゴベイ(オーチョリオス、ファルマウス途中下車

特急バス ナッツフォードエキスプレス編

  • 1日約5本運行中。 KGN-Mobay片道US$26.
  • 全予約制。前売り割引あり。エアコン、テレビ付き、飲料水付き。
  • 現在は北回り、南回りとジャマイカ全域をカバーして本数が増えている。
  • キングストンはニューキングストン発着。
  • モンテゴベイはピアワン隣発着。
  • 総合予約センター 電話971-1822
  • ネグリルはビーチサイドの駐車場発着。
  • 乗客数が少ない場合は、急なキャンセルや時間変更は平気でされるので、その先の飛行機への乗り継ぎ利用には使用しないほうがよいでしょう。

貸切専属タクシー編

2、3人からツアーも含んでドライブ旅行気分でキングストンまで移動するのも悪くありません。 直行で片道約3時間。 バス停やターミナルに向かうことなくドアtoドアだから、荷物運びはトランクの出し入れだけ。 早朝出発も楽チンで安心です。 「JAMROCKの家」では、JUTAやJCAL(運賃が高い観光客対象)よりもずっと安く信頼できる専属タクシーを手配いたしております。 「JAMROCKの家」にお泊りいただける特典です。

ジャマイカドルかアメリカドルの現金のみで支払い可能です。 クレジットカードは不可。 途中で滝登り、9マイルスなど観光ツアーを含むことも可能ですが、多少のオプション料金が発生します。 出発する前に確認しましょう。

空港の客待ちタクシーJUTA、JCALの悪質な運転手ご注意。

最初は親切で朗らかでも、降りる前に態度が豹変し、相場以上の料金を強要する、日本までガンジャを運ばせようとする、粗悪なガンジャを高値で売ろうとする、売春宿や粗悪な宿に連れていかれるなどの被害が挙がっています。 空港内はJUTAとJCALの独占契約車両ですが、何か問題が発生しても組合組織は関与しません。観光客からの苦情が大きくなると、運転手はクビになるだけのの処分。

翌日から空港に立ち入ることができない個人タクシー運営になるので必死です。

ひとりで利用する場合は、必ず運転手名や車種、ナンバープレートなど記録しましょう。

町なかで、無線でブループ運営しているタクシー会社の運転手でも、乗客とのささいな揉め事でグループ追放(クビ)になりますが、車を降りてタクシーが過ぎ去った後に、タクシー会社に文句を言っても全く対処はしてくれません。